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シモキタボイス シンポジウムの記録

【Symposium5】 8月14日(火)16:30-18:00

海外の目で見た“SHIMOKITAZAWA” ―― そのユニークさと魅力について

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客席からの声

観客A : 私は下北沢に生まれた時から住んでる女子高生17歳です。小学生のときから商店街のお祭りとかに参加させていただいて楽しい思い出がいっぱいあって、私もずっとこの下北沢に住んでいきたいと思っています。下北沢に住んでいる住人のみなさんがわかっている下北沢の良さっていうのは、古着を買いに来たりとか雑貨屋さんを見に来ているお客さんにはわからない良さ。外から来る人達にも、もっとそういう良さをわかっていただきたい。

ノア : 高校生達はぜひ集まって、力合わせて!またしつこく話すんだけど、フランスの高校生はデモするんだよね。それが、一番激しいデモ。日本でもそういった事がはじまってもいいんじゃないか?

観客B : 下北沢フォーラムの高橋ユリカです。自動車のことについてうかがいたいと思って発言しました。つまり、下北沢でロータリーをなくすという案に、街のみなさんが本当に賛成してくださっているのか?タクシー乗り場は本当に駅前に必要だと思っているのか?実はそういう事って本当に大事な事なんですね。なぜなら、私たちは価値観の転換期にあると思うんです。下北沢について、古い言い方なんですけど、『こんなにきたないものを海外の人に見せたくない』って言う方達も、以前は多くいた。で、ある時期から価値観が転換してきて、『こういうごちゃごちゃはおもしろくていいじゃない』っていうふうになってきた。価値観の転換がこの時期にある、っていう事を私たちは見据えないといけない。海外から来たみなさんが日本にいらっしゃる時に、東京は本当にこんなふうな街だと思っていらっしゃったのか、うかがいたいと思いました。

ウダイ : 日本は、建物が大きくて高層ビルがいっぱいある街かと思ってたんですけど、下北沢みたいな街もあるんだなって、すごくびっくりしました。下北沢の街は本当に外国人にとって住みやすい。

会場風景

ピーター : 『外国人にこんな街を見せたくない』って思ってた人が多かった時代っていうのは、今は死語ですが『外人コンプレックス』という言葉がよく聞かれた時代かと思います。で、その時の『外人』っていうのはアメリカか西ヨーロッパの白人に限った話だった。車とどうつきあうかっていう事に関しては、ロンドンでも中心部に入るためにはお金を払わなくてはいけなくなったんですね、何年か前から。東京みたいに電車が発達してる都会は世界中どこを見ても、まぁ、ロンドンくらいかな、同じレベルで並ぶのは。だから、東京ももう少し車を減らす努力をしてもおかしくない。

ノア : 見せたくないって言ってましたけど、パリに行ったことありますか?パリはめちゃくちゃきたないよ(笑)。世界でも『きれいな街』っていうんだけど、本当は、きちんと歩けないんですよ!下向きに歩かないと犬の糞をふんだりするしね。

ピーター : 本当、本当(笑)

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